昔の設定で書いてみようシリーズ その一 水たまり 短編 2015年01月29日 いつも、君は見守ってくれていた雨が降ったときにしかあえない不思議な友達ある日、母さんと喧嘩した母さんはいつも、仕事で忙しい雨の中、家を飛び出した行く宛もなくふらついて、近くの公園を通りかかった何気なく目をやると、昔乗ったブランコが変わらずそこにはあった懐かしい、なんて思いながら脚は自然とブランコを目指すキイキイと音を立ててブランコを漕ぐ小さい頃は母さんとよく、此処に遊びに来ていた事を思い出す懐かしいな、なんて物思いに耽っていたら隣に誰かが座ったそいつも、雨の中傘も差さずブランコに座っていたそれが、あいつと初めて会った日そこから仲良くなっていくが、不思議とあいつと会うのは決まって雨が降っているときだけという設定。元々は水たまりの中には別の世界があり、水たまりを通って世界を行き来できる。という元作られた話がありました。 PR